cuLo MOD Studio!

ギター、エフェクター、電子回路をつらつらと。

第六回アッテネータを作ろう!。~実装編~

 突貫で神奈川から栃木まで出張行ってきました。

宇都宮まで、行って時間が出来たので街中で見たかなり大きめの神社へお参り。

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二荒山(ふたらやま)神社、だそうです。

境内は宇都宮の都市中心部にありましたがとっても静かでした。

 

出張疲れかなんか体重い…GWでゆっくりしよ。あれ、GWなんてあったっけ…cuLoです。

 

第六回アッテネータを作ろう!。~実装編~

 というわけで今回は実装編です。サクサク行きますよ~

 

前回の記事はこちら

culo.hatenablog.com

 

 

前回制作したアッテネータに端子を付けます。

ん、端子なくね?。

www.marutsu.co.jp注文した。

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届いた。ついでに色々部材発注しといた。

 

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前回出来たものに端子を付けて取り付けました。

左上から伸びているのがアンプの出力。本来はこれがそのままスピーカーに出力されますが、今回はアッテネータが間に入っています。ちなみに、アンプ出力端子を取り付ける前に抵抗値を測定した結果は見事「4Ω」でした。

 

 

そうそう、取り付ける前の事ですが、アンプを少し改造しました。

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ここです。改造内容はツマミをMaxにしてもほんとに効いてる?といった感じのVS30Rのリバーブです。どうも調べてみると、VS30Rはリバーブの効きはかなり悪いようです。

 

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表から見るとここですね。R14の金属皮膜にもともと炭素皮膜27kΩだったところを金属皮膜の100kΩにしました。この部分はスプリングでリバーブ成分の信号を増幅するところです。これを通常10倍程度から30倍くらいまで大きく増幅させるように改造しました。発振しなけりゃオッケーでしょ精神です。

 

 

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そうそう、ここも変更しました。位相補償用抵抗だと思います。Marshallさん焼けてますケド。

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今はこいつがついています。約11Ω。大体あってるからオッケー(ローラ風)

 

 

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さて、あとは組み込んで弾くだけですな。

 

 

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さて、弾いてみました。

30Wが1Wまで減衰されているかはともかくとして、かなり音圧ダウンにはなっていました(現時点で測定はしていません)。1Wだとして80dBsplはかなりうるさい音(怒鳴り声とか)なので、5割以上のアンプ出力を使うには0.1~0.5W程度にする必要がありそうです。そんなこと(メインだったのに)よりリバーブの効きがすごいイイ!!。それと久々にアンプを鳴らしましたが、こんなに音良かったっけな、最近はヘッドフォンが多かったのでそう感じるのかもしれません。でも真空管アンプ欲しい。

 

じゃ、今週はこんなとこで。

そろそろ録音したいお。

 

アッテネータ計算関連をピックアップして纏めました。

culo.hatenablog.com

 

 

 

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