エフェクター自作Project「j-Brownie」製作記 4層目
朝起きると布団をはぎ取られていて体が冷え切った状態になっているcuLoです。
12月に入って解り切っていたことですが、めっぽう寒くなりましたね。皆様風邪など引かれておられませんでしょうか。cuLoはちょっとくしゃみが出かかっては引っ込んでを繰り返していますいます。
さて4層目。といっても今回は前回よりさらに地味…。
とりあえずケース図面と基板の実装をにらめっこしながら干渉ポイントがないか調べてましたがたぶんこれで良いはず。
干渉すると思われるポイントとどうやれば干渉せずに済むかの検討は、本当に時間がかかりました。そして地味。なんせ干渉する場合は部品や穴位置をちょっと横にずらすだけですからね。会社だったら前後関係を知らない上司に「全然進んでねーじゃねーか」ってドヤされるレベルです。ちなみに先ほどの基板実装図は2回目で1回目はパターン張っていって配線がうまくいかず諦めましたので二回目チャレンジ中…。
今週は一部の部材を買ってきました。
噂の(?)WIMAコンデンサを用意しました。ドイツ製で普通のコンデンサより結構お値段高いです。また普通のコンデンサは3桁の数字が書いてあり上位2桁に×10^下位1桁をすると容量が解りますがWIMAのコンデンサは直接数値が書いてありますので解りやすいですね(解りやすいですよね?)。
ただいくつか解せない点があり、画像の0.022(単位なし)とu1と書いてある物の数字が何となく0.022uだろうなぁ、0.1だろうなぁと言う感じではっきりしなかったので確認しました。
オレンジの線から交流信号440Hzが入力されコンデンサ→抵抗の順に通ってグランドに落ちます。この回路はハイパスフィルタ(ローカットフィルタとも)と呼ばれるもので周波数が高い程コンデンサと抵抗間からの出力が入力に近づき、低ければより減衰する最も簡単なフィルタです。
信号源にはアンドロイドアプリのファンクションジェネレータを使用しました。無料ですよ。
このファンクションジェネレータですがサイン波、三角波、ノコギリ波、矩形波や位相の変更、LR出力と結構使えます。
サイン波交流信号1V(2Vp-p)を入力します。入力端観測だと大体1Vです。
さて、とりあえず330pと思われるコンデンサを配置し計算しました。1/(2πCf)=Rなので結果は≒1095041位、大体1MΩくらい一割ほど足りませんが許容範囲でしょう。計算結果の意味はとあるコンデンサ容量ととある周波数の時、入力電圧が半分になる抵抗値です。但し半分とは1/√2です。なのでざっくり言うと0.7ですね。抵抗値がちょっと低いものを使用するので0.7よりは低い数値になると思われます。
目論み通り0.7より少し低い0.677でした。という事は330の表記はピコ(p)表示だったことが証明されました。
ほか0.022は0.022u、u1は0.1uだったことも同様の実験で判明しています。
4層目となりましたが、基板とケースの調整で手間取ってしまいましたのでぱっと見の進みはどうしても悪いですが…。今週はこんなとこです。
来週はケースに穴開けあわよくば塗装も開始できるかもしれません。
では、よい製作ライフを!
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