cuLo MOD Studio!

ギター、エフェクター、電子回路をつらつらと。

超近距離有線通信器を作ってみる2回目。‗cuLo

今週はもう書くまいか…

 

 週一で更新という自分ルールを打ち立てておきながら(たまに更新遅れたりしても週一ペース。)そう思っていました。なかなか筆も進まず仕事は暇なし。ここ数か月はほんとに時間が少ないと思うcuLoです。とは言っても他人が時間作ってくれるわけじゃなし、自分で何とかしなきゃいけない。というわけで、遅ればせながら今週も書きます!

内容は薄めだけど。

 

 晴れたらツーリング行きたいですね。

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富士山西側より撮影。2015年だったと思う。

 

本題。超近距離有線通信器第二弾は回路図作成と解説。

 と行きたいところだったんですが、デザインスパークがまだ使いこなせてなく回路図作成に手間取っており・・・。というわけで普段旁慣れているEvery Circuitで解説していこうと思います。

 

Every Circuit

www.youtube.com chromeブラウザで開くと無料版が体験できるはず

 

で、今回の超近距離有線通信器の回路図。

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  •  電源部+バイアス回路
  • 電気信号変換部
  • 増幅部
  • 出力部

の四点を解説していきます。今回は電源部とバイアス回路を解説。

 

 

・電源部+バイアス回路

  今回の電力供給源は単三電池2本直列を想定しています。理由は

エネループを持っている」「どこでも売っているので旅先の電池切れにすぐ対応できる」からです。便利ね!

 

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単三2個直列

  読んで字の如くそのままです。電池の直列と並列は中学生頃に習うと思いますが、念の為おさらいしておくと、

直列 = より大きな電圧を掛けれる。

並列 = より大きな電流を流せる。

といったところですね。

 

電源平滑コンデンサ

 電源ラインに乗ってくるノイズをGNDに逃す役目があります。容量の違うコンデンサを二つ用意しているのは「電源の安定化」用に大きめの物を。「微弱ノイズの除去」を目的に小さい物を。という目的です。大小並べる事でノイズ除去能力が高まると思ってください。

 

カップリングコンデンサ(DCカット用)

 コンデンサの特徴はDCは通さないがACは通すという特徴があります。これにより音声の信号であるACは右側のバイアス回路に伝達されますが、バイアス回路のDC1.5Vは左の信号側に流れません。これがないとバイアスが正常に掛からず、ちゃんと次段のオペアンプが動作しませんので大したことなさそうで重要です。また構造上ローパスフィルターを形成しています。ここはそのうち解説しましょう。

 

バイアス回路1.5V用

 オペアンプ(全体の回路図の三角形のやつ)は通常+電源だけでは動作しません。が、このバイアス回路を使うことで動作させることが出来ます。有能です。機能は至極単純。今回の電源3VとGND(0V)の中間1.5Vに合わせているだけ。

(余談ですが、単電源(例えば+電源のみ)で駆動するように作られているオペアンプも多く存在します。)

 

 

 まだまだ初級的な事だけ+できるだけ誰でも理解(何となく)してもらえるように書いたつもりですが、何だかんだ解りにくいんだろうなぁと。でもエフェクター制作の基本部分でもあるんで、基礎部分は改めてどこかで記事にしますがいったいいつになる事やら。ちょっとプライベート(仕事なのでオフィシャル?)が忙し気味で遅れがちですが頑張って書いてきますので、(なま)温かい目で見てやってください。

 

では、良い電子工作ライフを!

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