cuLo MOD Studio!

ギター、エフェクター、電子回路をつらつらと。

エフェクター自作Project「j-Brownie」製作記 2層目

 ここ一週間まともにHATENAにアクセスできてない…。社畜cuLoです。

 

 

でもエフェクター制作は少しづつすすめてますよ。

 

 進捗報告

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 とりあえずブレッドボード上に仮組してみました。一部の抵抗やコンデンサで回路図通りの物がなかったので少し変更しつつ、ただしあまり信号伝達特性が変更されないように注意しながらつなげました。結果的に10か所の部材を回路図とは別の定数でつなぎ合わせる事に…!

 

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(画像は9Vで撮りました。手前の青色LEDを光らせています。)

 

 ブレッドボード上では直接9V を電源から供給するのではなく、定電圧レギュレータのTA7809に15Vを入力、9Vの出力を使用し回路全体に9Vの供給を行いました。そのうち作るであろうパワーサプライの予行練習もかねてこの形にしました。というのも手持ちの電源はスイッチング電源でノイズ成分が多い事が主な理由です。

とは言えこの価格で直流安定化電源が買えるなら我慢できる範囲。KIKUSUIで同程度の出力能力がある電源は6万強の高値です。もちろん電源からくるノイズや安定性、出力電圧の表示の正確さなど総合で菊水の電源の方が断然高性能です。そのうちほしいな。

 

 

で、さてさて、鳴るかな…?ドキドキ。

 

電源投入!

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LED通電確認!

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信号線確認!

 

 

 

………が!鳴らない!

 

大体回路をブレッドボードに組んだ時に回路が予想通り動かなかった時の原因5選といえば、

  1. しょうもない接続ミス。
  2. 実は電源が投入されていない。
  3. 実は回路と周辺機器の接続を間違っている。
  4. 回路が根本的に間違っている。
  5. バイスが壊れている。

大体こんな感じで数字が若い程原因として挙がる気がします。(cuLo主観)

 

さーて、なんで鳴らないかなー、回路は少なくとも鳴らない構造ではない。周辺機器の接続もオッケー。電源も投入され、テスターで確認済み。となると…しょうもないところが接続されてない、でしょ!。それでだめだったらデバイスを疑おう。

 

と思いつつ、深夜2時ごろの作業だったので「…明日にするか」と寝てしまいました。

 

で、次の日に回路をまじまじ見ていたところ…

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一部GND(グランド)ついてない!(画像はグランドつけたところ、中央オレンジの線)

 やっぱしょーもない接続ミスだったかー。

 

再度電源投入すると無事動作。

 

 

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波形キャプチャ。トーン回路は真ん中位、高音域削られてだいぶ積分波形になってますね。

 

 とりあえずここらへんまで進めております。

 

音質的には確かにブラウンサウンド。もう少し倍音がほしいところで、定数見直しか実装後に変更できるように組む予定です。

 

ブログ見て回れなかった分、回らなきゃ。スターくれた人の所にも見に行かなきゃな。と。今日はここまで。

 

 

では、よい製作ライフを!

  

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