cuLo MOD Studio!

ギター、エフェクター、電子回路をつらつらと。平均週一更新です。

昔のギターを電気的リフィニッシュする。(9)_cuLo

朝起きた時の空気の冷たさもほぼ無くなって、本当に過ごしやすい季節になってきましたね。出勤するとき天気がいいと本当にサボってツーリング生きたい。今日も一日頑張るぞと思います。cuLoです。まぁ、思うだけなんですけどね!

 

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来ました。ヤマト急便問題でいつもより時間かかるかもって思ってたけど普通に到着しました。ヤマト急便の方々、お疲れ様です。

部材は柄の部分が長い可変抵抗器Aカーブ500kΩ、ラグ端子、ワッシ

ャーと皿ねじ、ちょっとお高いストリングス「エリクサー」です。エリクサーおすすめです。

 

今回の作業内容は

  1. 配線ハンダ付け
  2. 特殊弦張り「シーゲルロック式」
  3. TONE回路の調整

を行いました。その様子を今回はお届けします。

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まずは前回購入で失敗してしまったポッドです。真ん中のポッドが今回購入したものでちゃんと高さがありますね。若干ねじ山部分が短い気がしますがたぶん大丈夫でしょう(適当)。

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1.配線ハンダ付け開始です。部品を先に固定してみました。ポッドも無事取り付けできました。若干色が同化していますが真ん中にラグ端子がありこれにグランドを集中させます。1点アースの考え方です。

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アマゾンでやたら安かった半田ごてです。Zacroというメーカーで(聞いたことない)今調べたら1,669円でした。今のところ問題なく使えており温度調節もついてるので重宝しております。ちなみにセットでついてきたハンダはRoHS(無鉛はんだ)とは書いておりませんのでおそらく非RoHS(有鉛ハンダ)でしょう「Tin/Lead:60/40」とか書いてあるので錫鉛はんだと思われ。中毒注意です。

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こうやってマスキングテープで配線をそらしておけば比較的やりやすくなります。

左の青い線も一度固定して予備ハンダするほうがぐっと作業性は良くなりますね。

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途中の画像を張ることを忘れていました。なので完成写真(反省はしてない)。ピント手前にあるな…配線は以前アップした配線図と基本一緒ですがトーン定数と配線をほんの少しアレンジしました。これについては後ほどor次回。

2.特殊弦張り「シーゲルロック式」

さて特殊な弦の張り方「シーゲルロック式」を説明しましょう!cuLoはもう何年もこの方法でしか張っていません。そしてこの方法には通常より多くのメリットがあります!え?だんだんいかがわしいFX必勝法の教材みたいになってきた?気のせいです。ここで聞いていなかったら損ですよ!。

シーゲルロック式は故・成毛滋氏が編み出したと言われており、シンクロナイズドトレモロユニットでアーミングしたときチューニングが狂うのを最小限にすることを目的にしています。ちなみに成毛滋氏はこんな人。

www.youtube.com頭頂部は名前負けしてるけどグレコ70’sのいわゆる「ジャパンヴィンテージ」群は彼の生み出した日本人としての職人的な功績と栄光、そして現代における「ヴィンテージ崇拝における呪い」ともいえる。と言いつつハードオフでグレコの古いモデルを見るとついつい見てしまうcuLoですが。(だってほしいよね、良いギターだったら)

 

では、シーゲルロック式を見てもらいましょう!

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「2フレット分緩める?」そんなことは必要ありません。ペグの穴をちょっと内向きにして通しておけばよいのです。

1.ペグの穴をちょっと内向きにする

2.弦を通す。巻く分弦を緩めておく必要はない。

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ペグの穴を通したら半周させましょう。ここはぐっと力を入れます!ちなみに弦の下を通しています。

3.ペグを通したら右側から半周させて弦の下を通す。

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今度は上側からひるがえして半周します。

4.ペグを通る前の弦に引っ掛けて反時計回り半周以上回す。

5.弦を引っ張りながらペグを少し回すと弦が固定される。

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 6.全部張れば完成。

シーゲルロック式のメリットはナットからペグに巻き付いて固定されるまでが最短になりアーミング時、弦のズレが最小に抑えられる事と、巻くのが楽。実際にこの方法にしてアーミング後にチューニングズレがかなり小さくなりました。もう一つチューニングの狂いを少なくする方法として↓

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 熱収縮チューブを根本に履かせて指板用のオイルなんかを少しだけ塗布する。これは熱収縮チューブとオイルの潤滑性能によってブリッジの・・・この・・・弦が90度に曲がってる・・・この部分(なんていうのこの部分の名前?)で弦が引っかかることがなくなり、毎回アーミング後に自然なポジションへ戻ってくると言う算段です。 f:id:cuLo:20170423193146j:plain

もちろん全部やりますよ。

 

3.TONE回路の調整をやっていきます。

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手前の4つのコンデンサが今回検証したものです。

オレンジ色=謎フィルム104=0.1uF。

手前の銀色=ポリエステルフィルム103=0.01uF

黄色メタル=ポリ?フィルムコンデンサ471=470pF

奥の銀色=ポリエステルフィルム223=0.022uF

 

 最終的に実際の音色を確かめながら今回はポリエステルフィルムコンデンサの0.01uFにしました。

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 以前の定数ではトーンポッドを回したときハイが削られすぎてモコモコになっていましたが、これにて丁度良いところで止まってくれるようになりました。

f:id:cuLo:20170424004059j:plain検証の様子。

 

今日はここまで。次回はトレモロユニットのチューニングについて書いてみたいと思います。

 

ではまたお逢いしましょう!